お金と程よい距離を

お金と程よい距離を

 

貸金業法の施行、改正と見てみると、一旦締めた手綱を緩め、今は、カードローンを借りる人にも貸す人にも、適度な距離感と節度が保たれつつあるように見えます。

 

インターネットの普及によって、また、コンビニなどのATMが普及したことも助けて、カードローンというものは、よく言えば一気に身近になって、また反面、お金に対する感覚を麻痺させてしまう怖い存在もなりました。普及のスピードに、私たちの金銭感覚がついて行けなかった印象です。多重債務者の増加と自殺者の増加が、その意味を反映している結果とも言えます。こうやって見てみると、平成18年から、段階を追って施行された貸金業法と、平成26年の改正は、いつも後手に回っている印象だった政府にしては、タイミング良いものだったとも思えます。

 

ただ最終的には、どのような法があるか、とかどのような規制があるか、というのではなく、借りる私たち一人ひとりが、節度を持って、ある程度の距離感をもって、客観的にお金と向き合っていくことが大切です。お金に執着したり、お金を中心に物事を考えていると、気づいたらお金に自分が動かされている状態になります。あくまでも、お金は、生活をして人生を歩むためのアイテムの一つと捉え、適度な距離を保つことが大切です。